シンポジウム

公開シンポジウム2件と研究委員会企画シンポジウム1件がございます。公開シンポジウムは、事前に参加申込みを行うことで、非会員の方も無料でご参加いただけます。

研究委員会企画シンポジウム:テストのプロフェッショナル ―魅力・適性・育成―

テストを支える人材を安定的に育成し,テストの運用をサステナブルなものとするためには,テストの設計・運用に関わる仕事の存在とその魅力を発信するとともに,人材を育成するための基盤や仕組みづくりが求められる。そこで本セッションでは,テストに関わる仕事の魅力,テストを支える人材に求められる資質,人材の育成について,テスト運用に長く関わってきた方々の話題提供を通して議論する。

  1. テストのプロフェッショナル―魅力・適性・育成―
    国家公務員採用試験のケースを例に
    渡邊 直一(前 人事院)
  2. 個別式認知能力検査の作成に必要な統計的事項
    ―日本版KABC-IIを事例として―
    服部 環(法政大学)
  3. 電気通信大学におけるIRTを用いた世界標準CBTの実践
    植野 真臣(電気通信大学)

公開シンポジウム1:世界の,日本の,地域の学力調査

「学力低下論争」が起こった2000年代初め,OECD(経済協力開発機構)によるPISA(生徒の学習到達度調査)の結果が注目され,日本でも2007年から全国学力・学習状況調査が開始され,近年では地方自治体でも独自の学力調査が行われてきている。PISAは当初から独自の学力観に基づく学力の経年比較を目指して設計されたが,最近は日本発のテストでも同様な調査が行われるようになっている。本シンポジウムでは,テスト理論(特に項目反応理論)がそれらの調査にどのように貢献しているかを紹介し,今後の学力調査のあるべき姿について討議する。

  1. 日本の学力調査
    ―経年変化分析調査の成果と課題― (当日資料 [researchmap.jp]
    柴山 直(東北大学)
  2. 項目反応理論 (IRT) を用いた横浜市学力・学習状況調査の実践と課題 (資料
    光永 悠彦(名古屋大学)
  3. 国際大規模学力調査の設計と分析
    大久保 智哉(OECD)

公開シンポジウム2:最先端をゆくCBTの教育実践に学ぶ

本セッションは,中学校・高等学校・大学における最先端のCBTの実践事例から,ボトムアップにCBTについての理解の深化を目指す。これまでわが国において,CBTは国・地方自治体などによるトップダウン型の議論や政策立案が中心であった。CBTの普及においては,取得されたテストデータの背景情報を理解することや,実践者が認識している課題を共有することが欠かせない。そこで本セッションでは,CBTを先駆的に実践されてきた登壇者から,生き生きしたCBTの事例を聴くことで,個別最適化された学習の支援にCBTがどのように用いられているか学ぶことを目的とする。

  1. 公開シンポジウム「最先端をゆくCBTの教育実践に学ぶ」企画趣旨
    ―クラスルームテストのCBT化の影響と課題を探る― (企画趣旨
    寺尾 尚大(大学入試センター)
  2. Googleフォームを活用した定期テストの実践 (資料
    辻 史朗(船橋市立飯山満中学校)
  3. Google Formsを活用した学習効果を上げる個別最適化支援 (資料
    尻江 重幸(札幌新陽高等学校)
  4. オンラインテストに伴う運命の扉方式の活用可能性とその限界
    Microsoft Formsを中心として (当日資料; 参考資料 [doi.org]
    小川 健(専修大学)

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